新築を工務店で建てる~夢のマイホームを建て隊~

補修や修繕

宮大工の知られざる手仕事

古い木造建築は定期的な修復は欠かせません。しかし、一方で元々の雰囲気を壊しては元も子もないので修復には高い技術が必要となります。 また、由緒ある寺社によっては建築された当時の技法を、極力そのまま用いて修復する場合もあります。電動工具はもちろん、一般的な手工具も用いない事もあるのです。 一例を記せば木材を加工する時に、表面を滑らかにするため鉋を用いますが、現在使用されている鉋は台鉋と呼ばれて元々ヨーロッパが発祥です。 有力な寺社などの多くは1000年以上の歴史を有していますので、そうした寺社では建築当時台鉋は使用されておらず、「ちょうな」と呼ばれる小さな鍬のような道具や、槍鉋という槍状の鉋を用いていました。 宮大工は建築技法だけでなく、こうした現在は使われていない古い道具の扱いも心得ていなくてはならないのです。

現代人を助ける古くからの知恵

寺社建築に見られる構造は、現代社会においては特殊なものになっていますが、これらの建築技術は我々の祖先が限られた道具や条件の中で、実用性と美を追求した結果です。宮大工はそうした祖先の思いも引き継いでいるのです。 そうした宮大工の技術や工夫は、現代の私たちの生活にも活かせるものですし、すでに活かされているものも少なくないのです。 実用例として有名なものは、「東京スカイツリー」で話題になった「心柱構造」があげられます。 これは、大きな寺で見ることが出来る五重塔が、地震による倒壊の記録がないことから注目されてその内部構造をもとに応用した技術です。 耐震という面ではこれ以外にも釘を使用せずに木を組み合わせただけの構造は、部材一つ一つが揺れを吸収して全体のダメージを最小限にするといった工夫が見られます。 古くからある寺社建築に施された宮大工の工夫は、自然災害の多い日本にとって格好の教科書です。

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